小池独裁への反旗は北の大地からあがった ―
民進党北海道連はきょう選対会議を開き、10日公示の総選挙に希望の党からは立たず、立候補予定者全員が「民進党」として戦う方針を固めた。
民進党は北海道12選挙区のうち11選挙区で候補者を立てている。
どうしても希望の党から出馬したいという候補予定者には、同党から立候補しないよう説得するという。原則的には「オール北海道」として11人全員が「民進党」として立候補することを目指す。
北海道では、民進党の立候補予定者のうち逢坂誠二(8区)、道下大樹(1区)ら4氏が、希望の党から立たないことを表明していた。
選対幹部によると、北海道連は民進党本部に両院議員総会を開くよう求めるが、民進党の名前で選挙を戦うことが不可能になれば、新党を視野に動く。
共産党北海道委員会は「護憲」「安保法制反対」で政策が一致できれば、選挙共闘するとしており、一時は危ぶまれた野党共闘が復活することになる。過去のデータなどに基づけば、野党統一候補が9選挙区で勝つものと見られている。
北海道の動きが他の地域に広がれば「自公対小池新党」の構図は変わってくる。
農業と炭鉱の地、北海道は伝統的に社会党(現・社民党)が強かった。開拓の精神が今なお息づいており、政党人も有権者もリベラルの気風に富む。
「極右独裁政党の踏み絵を踏むつもりは さらさら ない」ということである。
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