■読者の皆様から頂いた支援金
84万 4,480 円(10月30日~11月30日)
■11月の支出計
73万 9,741 円
■今月の収支 10万 4,739 円
■内訳
●交通費
電車・バス代 ・・・ 8,000 円
タクシー代・・・ 7万 1,180円
●国内取材
11月4日 京都在特会デモ(助手と2人分)・・・6万 140 円
11月25日 福島公聴会(助手、カメラマンと3人分×1泊)・・・7万3,300 円
●人件費・・・ 38万 5,000円(システムエンジニア、データーマン、Webデザイナー、カメラマン、校正者、助手などに)
●通信費
携帯・・・ 3万 2,991円
NTT固定・・・ 5,502 円
Eモバイル・・・ 5,302 円
プロバイダ料・・・ 5,250 円
BBC視聴料・・・ 1,450 円
ニコ生・・・ 525 円
デモクラTV・・・525 円
KDDI・・・1,804 円
●新聞代(東京朝夕刊、朝日朝夕刊、赤旗日刊と日曜版、日経、ジャパンタイムス)・・・20,758 円
●書籍代(週刊誌、単行本)・・・ 2,614 円
●交際費
打合せ費・・・1 万 4,192 円
●文房具代・・・ 5,456 円
●郵便代・・・ 3,640 円
●衣料費(靴など)・・ 1万 6,054 円
●機材 ・・・ 5,058 円
●会計事務所への支払い(月間管理料)・・・2万1,000 円
■緊急時用積立金 ・・・ 11万 0,329 円
(緊急時積立金:サーバーにトラブルが起きた場合、一気に40~50万円の出費を要することになります。昨年末はサーバーチェンジに50万円かかりました。こうした時の備えです)
―――以上会計報告
日本の民主主義がいま危機に瀕しています。平成の治安維持法といわれる「特定秘密法案」が26日、衆院で自・公・み により強行採決されました。現在、参議院で審議されていますが、安倍政権は「今国会(12月6日会期末)で可決成立させる」と意気込んでいます。
山本太郎議員の質問主意書に対する政府の回答で明らかになったように、ありとあらゆる役所の長が「特定秘密」を指定できます。「原子力規制委員会」も入っています。
秘密事項は40万件+アルファに上ります。ありとあらゆる役所に関して40万件以上の事柄が特定秘密となれば、ジャーナリストは地雷原を歩くようなものです。
法案では「取材報道の自由に配慮する旨」が雑則に記されていますが、あいまいです。保証されてはいません。組織の後ろ盾がないフリーランスは丸裸も同然です。
野党と政府との交渉が10月、断続的に持たれました。共産党の議員が「フリージャーナリストはどうなるんだ?」と追及しましたが、政府から明確な答弁はありませんでした。
コントロール不可能なフリーランスやインディペンデントメディアを封じ込めれば、政府は世論統制が容易になります。
国民に重要なことは知らせず、モノ言えぬ状態にしておいて改憲し、戦争ができる国にする。自民党の改憲草案を読めば、これが見て取れます。
子どもたちを戦争に送り出す国にしないよう、『田中龍作ジャーナル』は権力監視に力を注ぎます。
2013年11月30日
田中龍作