月別アーカイブ: 2017年1月

「安倍晋三閣下は司法の長」を削除 ― 山本太郎代表質問に与党が要求 

 25日の参院本会議で山本太郎議員(自由党)が安倍政治の本質を突いた代表質問をした件。  きょう開かれた議運で与党側が、山本議員の質問の一部について削除を求めた。問題ありとした箇所は以下(太字部分)― 「安倍晋三閣下は、 …
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安倍首相の茶坊主である自民党議運理事が目くじらを立てた山本議員の代表質問。=25日、山本太郎事務所撮影=

沖縄県警、高江の抗議男性を「ひき逃げ」するも否認 マスコミは追随

 事件は田中の目の前で起きた。事実はマスコミ報道とは違う。  高江のヘリパッド建設に抗議する住民・市民が警察車両を取り囲んでいた最中に事件は起きた。昨年7月21日のことだ。N1ゲート前の強制排除を翌日に控え、現地は緊迫し …
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Aさんが警察車両に はねられた 直後。運転手(機動隊員)は車両から降りることもなく去って行った。=昨年7月21日午後6時49分頃、高江 撮影:筆者=

脱原発リーダー勾留延長できず 警察は狙いすましたように逮捕し、マスコミが乗った

 経産省の植え込みに火をつけたとして17日、警視庁に逮捕されたMさん(78歳)がきょう、釈放された。Mさんは脱原発運動のリーダー格だった。  警察と検察は勾留延長を断念せざるを得なかった。起訴できなかったのである。不当逮 …
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釈放の報告をするMさん。極めて温厚な常識人だ。マハトマ・ガンジーが人を殴ってもMさんが人に危害を加えることはない。=27日、経産省正門 撮影:筆者=

【煽られる脅威】~下~ 要塞化する観光の島

 陸上自衛隊新基地の予定地とされている宮古島中央部のゴルフ場で24日からボーリング調査が始まった。  新基地建設の是非が争点となった宮古島市長選挙で、容認派の下地敏彦市長が再選された翌々日のことだ。防衛省の焦りが窺える。 …
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下地島空港。市長選挙で敗れた候補は「国際線の誘致で観光客を増やす」政策を掲げていた。=19日、下地島(宮古島と橋でつながる) 撮影:筆者=

【煽られる脅威】 漁師「(中国に対する)危機感はまったくない」 ~上~

 「我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており…」。安倍政権が集団的自衛権と軍備拡張を正当化する際の常套句だ。  官邸のお先棒を担ぐマスコミは、常套句にリアリティーを与える。ホットスポットとされる尖閣諸島周辺海域に …
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港で漁網をたたんでいた漁師に聞くと「燃料代が高くて(尖閣周辺には)行かない」と答えた。

【宮古島市議補選】新基地反対の母親が当選 「生命の水を守れ」

 市長選とダブルとなった宮古島市議会議員補欠選挙(※)。陸自ミサイル部隊の配備に伴う新基地建設への反対を掲げていた3児の母、石嶺かおり候補(36歳)が初当選した。(※欠員2議席に対して5人が立候補)  石嶺氏が最も強く訴 …
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石嶺かおり氏。政治はズブの素人だが、戦争や環境汚染に対する危機感は、凡庸な政治家よりも強い。=20日、宮古島 撮影:筆者=

【宮古島市長選挙】オッサンVSママ 基地か子育てか 

 選挙戦最後の街頭演説を「打ち上げ」という。各陣営の選挙戦が凝縮されていて翌日の開票結果を占えることから、メディアも注目する。  選挙戦最終日となったきょう、田中は陸自新基地建設容認で3期目を目指す下地敏彦候補と、新基地 …
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「標的の島にはしたくない」。子を持つ母親が奥平候補の街宣に足をとめた。=21日夕方、宮古島 撮影:筆者=

【宮古島市議補選】安倍政権に挑む母親候補 「新基地で地下水を汚染するな」

 宮古島市長選挙と同日の22日に投開票となる市議会議員補欠選挙。欠員補充2名のところに5名が立候補している。  田中は自衛隊の新基地建設に反対する3児の母、石嶺かおり候補(36歳)を追った。  石嶺候補が基地に反対する最 …
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「子どもの将来を考えた場合、基地は大きな負担となる。基地は一度受け入れてしまったらどんどん増殖する」。石嶺かおり候補の演説は核心を突く。=20日、宮古島 撮影:筆者=

【宮古島市長選】 作り出された中国の脅威 結果しだいで新基地拒否も

 宮古島のほぼ中央に位置する航空自衛隊・宮古島分屯基地。巨大なレーダーが宮古海峡と尖閣上空の空域にニラミを利かせる。  分屯地の地下深くでは司令部の建設工事が進む。南西諸島における防衛の要である宮古島に、中国がミサイル攻 …
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【宮古島市長選挙】「オスプレイが飛ぶと観光客が来なくなる」

 自衛隊新基地建設の是非などを問う宮古島市長選。きょうは翁長知事が基地建設反対の候補を応援するため島に入った。  市長選挙には賛成派と反対派が2人ずつ立候補し、舌戦を展開している。賛成派、反対派ともに分裂選挙となる。「オ …
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