イスラエル軍の無差別攻撃がまた国連の避難所を襲った。
30日午前5時30分(日本時間午前11時30分)頃、メルカバ戦車の砲弾が、ガザ北東部のジャバーリヤにあるUNRWA(国連パレスチナ難民救済機関)の小学校を直撃、20人が死亡、70人が負傷した。
小学校にはイスラエル軍の爆撃を逃れて3,100人が避難していた。UNRWAのスタッフによると、午前5時頃からイスラエル軍がこの地域にランダムな砲撃を始めた。そのうち8発が小学校に命中した。
避難者のなかには6日前、イスラエル軍に攻撃され200人以上が死傷したベイト・ラフィーヤの国連避難所から逃れてきた住民も少なくない。住民はイスラエル軍から追い討ちをかけられたことになる。
フルード・アル・アタムナさん(28歳)も、ベイト・ラフィーヤから夫や7人の子供と共にここへ逃れて来た。
「イスラエルはテロリストだ。チルドレン・キラーだ。慈悲も何もあったものではない」。フルードさんは怒気もあらわに一気にまくし立てた。
避難してきたら、またそこが攻撃される。ガザ住民は、地獄の果てまで追われるような状況に置かれている。
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