リベラル勢力の大量討ち死にとなった一昨年秋の「民進党と希望の党の合併劇」を思い出した。場所も全く同じ、旧民進党本部だ。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、けさ9時30分から開かれた党の両院議員総会で、自由党と衆参で統一会派を組むことで、小沢一郎代表と合意した、と明らかにした。
統一会派を組むことは満場一致で可決され、政策協議に入ることも決まった。
ただ両党は原発政策で隔たりが大きく、協議の行方は不透明だ。自由党と統一会派を組んでいた社民党は離脱を決めた。社民党は立憲民主党と統一会派を組む。
自由党内にも原発政策では妥協しない議員がいて、離党の可能性が捨てきれない。
統一会派結成は、足し算どころか引き算になる可能性がある。そうなると、統一会派を組むことで参院野党第一党を目指す小沢・玉木両代表の目論見は狂う。
~終わり~
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