「アベ独裁の総仕上げ」…野党議員や法律家が口を揃えるようにして指摘する共謀罪。連休明けにも衆院通過との見方がある。
「どうせ数の力で押し切られる」。あきらめムードが漂うなか、山本太郎・自由党共同代表が秘策を明かした ―
「衆参、各野党一緒になってすべての委員会、法案の審議を止める」。
法務委員会だけを審議拒否しても与党だけで審議が進められてしまうからだ。
「すべての法案の審議が止まればマスコミも騒ぎ始める。大胆な審議拒否をすれば事態は変わるかもしれない」。
警察が「打ち合わせ」とみなした段階で、捜査できる共謀罪が施行されれば、冗談さえも言えない監視社会が到来する。
小沢一郎・共同代表は「今でも(言論が)封じられているじゃないか。皆(マスコミと野党)、屈しているじゃないか。情けない状況だわね」と怒りをぶちまけた。(25日、自由党定例記者会見)
羊のようにおとなしい日本国民は、治安弾圧の嵐が吹き荒れた戦前戦中に戻ることへの危機感がないようだ。
山本共同代表は「世の中が怒るしかない」と一縷の望みをつなぐように語った。
~終わり~
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