大津波と東電・福島原発事故に見舞われた三陸海岸に「ダビデの星」が、現れた。
IDF Home Front Command。イスラエル軍の野戦病院である。2011年4月2日、現地を訪れた筆者は前頭葉を ワシづかみ にされたような衝撃を受けた。
イランの核施設を攻撃した際、あるいはガザに限定核を落とした際、イスラエルにどれくらい放射能が飛来してくるのか? 人体や環境に及ぼす影響は?
イスラエル軍はデータを採りに来たのではないだろうか・・・そう思えてならなかった。
原発のある福島県大熊町と宮城県南三陸町の間の距離とを比べるとイランは遠過ぎる。ガザは近過ぎる。完ぺきな比較とはならないが、放射能の影響を調べるには格好の機会だ。
25日夜の「ニコ生・孫崎チャンネル」に出演した際、孫崎享氏に上記の件を聞いてみた。孫崎氏は元イラン大使だ。
氏は即座に「私もそう思った」「その目的は確実にあると思う」と大きく相づちを打った。
イスラエル軍は1981年、イラクの核施設を攻撃、破壊した実績がある。精密誘導弾などない時代にパイロットが手動で爆弾を投下し、命中させたのだ。
イスラエル軍によるイランの核施設攻撃。 アベ首相が二言目には口走っていた「ホルムズ海峡封鎖」より、こちらの方がはるかに現実味がある。
~終わり~