月別アーカイブ: 2016年3月

TPPで郵便局の手足縛るアヒル 官僚が米国様のために決めてきた不平等条約はもう始まっている 

 近くの郵便局に嵐の桜井君が登場する大判のポスターが登場した。目を凝らして見ると、「アフラックはがん保険契約件数No.1」と書かれていた。  窓口の女性職員が「早く入る方がお得ですよ」と勧めてきた。郵便局は、アフラックの …
続きを読む»

郵便局のフロアに置かれたアフラックのパンフレット。「競争を妨げないよう」にしているのはTPPの先取りともいえる。=11日、都内 撮影:取材班=

子宮頸がんワクチンはいらない グローバル製薬会社に支配される健康と命

 「歩行困難」「失神」「親の顔さえ認識できなくなるほどの記憶障害」・・・子宮頸がんワクチンを国の政策によって接種させられた少女たちは、重とくな副作用に苦しむ。  製薬メーカー、学者、厚労省はワクチンの危険な副作用を知って …
続きを読む»

子宮頸がんワクチンの副作用に苦しむ少女たちと家族が厚労省に接種の再開中止と実態調査を求めて座り込んだ。少女は「私たちのような被害者を出さないで下さい」と訴えた。=2014年7月、厚労省前 撮影:筆者=

「アベ政治を許さない」を許さない 議員会館規則って何だ?

 「こんな小さなバッジじゃないか、表現の自由以前の問題だ」「いえ規則ですのでバッジは外して下さい」・・・議員会館入口でガードマンと「脱原発派」「護憲勢力」「反安倍派」の人々がやり合う。  人々が主にバッグやリュックに着け …
続きを読む»

甲状腺がん家族会発足 ウクライナ医師「急増するのは4年後くらいから」

 泣き寝入りはしない。甲状腺ガンと診断された福島の子供とその親たちが、きょう、家族会を結成した。正式名称は「311甲状腺がん家族の会」。現在の構成員は5家族7人。  福島の子供たち(18歳以下)に多発する甲状腺ガン。福島 …
続きを読む»

原発事故とガンとの因果関係を認めさせることがなぜ肝要なのか、を語る河合弘之弁護士。=12日、千代田区 撮影:筆者=

原発事故から5年 ウソが大手を振って歩くようになった

 昨夜(10日)、東電本社前は久々に抗議の人々で埋まった。「東電は責任を取れ」「ちゃんと賠償をしろ」・・・巨大なビルに向かって人々は当然の要求を突き付けた。  フィルムが逆回転するように5年前の光景がよみがえる。原発事故 …
続きを読む»

野菜デモ。汚染された農地はどうなったのだろうか。=2011年4月、東電本社前 撮影:筆者=

厚労大臣に実名で 「保育園落ちた、こんなに大勢集まりましたよ」

   我が子を認可保育園に入園させることができなかった母親たちの代表がきょう、国会内で塩崎恭久厚労相と面会し、2万7,682筆の署名を添えて待機児童問題の改善を求めた。署名は実名だ。  「保育園落ちた 日本死ね」・・・ …
続きを読む»

母親(中央)は塩崎厚労相に不信の目を向けていた。=9日、国会院内 撮影:筆者=

TPP閣議決定 マスコミ報道にだまされるな

 安倍政権はきょう、TPP本体(協定)と関連法案を閣議決定した。マスコミは問題を「農産品か工業製品か」に特化したうえで、TPPを肯定的に報じる。  日経新聞(8日夕刊)にいたっては「TPPが発効すれば、日本企業の生産活動 …
続きを読む»

TPPに反対する人々がさっそく官邸前に集まり、抗議の声をあげた。=8日夕、永田町 撮影:筆者=

首切り助成金 「アベ政権は一億総リストラ社会を作ろうとしているのか」

 会社が正社員の生首を切れば、一人当たり60万円が国から支給される。首切りの実行部隊は人材紹介会社だ。  国の支給実績によると、制度が導入された2013年から昨年までに3,700人余りが生首を切られた。予算ベースだと13 …
続きを読む»

津田弥太郎議員(中央)「これは竹中平蔵の横ヤリで作られた制度なんですよ」と指摘した。=7日、参院会館 撮影:筆者=

「日本死ね」の悲鳴 あらゆる分野に広がる

 「保育園落ちた 日本死ね」が他の分野にまで波及し始めた。人々の生活がニッチもサッチも行かなくなってきたようだ ―  国会前ではきょうも父母たちが待機児童の解消を訴えて、抗議のスタンディングをした。  プラカードは「♯保 …
続きを読む»

2日目は参加者も増えた。写真の左右には入りきれない人たちが多くいた。=5日、国会議事堂正門前 撮影:筆者=

♯保育園落ちたの私だ 国会前で母親たちが抗議

 「保育園落ちた 日本死ね」 は他人事ではなかった ―  進まぬ待機児童対策に業を煮やした人々が今夕、国会前で抗議のスタンディングを行った。  認可保育園への入園を不承諾になった親たちが、集団で自治体に異議を申し立てる・ …
続きを読む»

認可保育園に入れなかったゼロ歳児は時折、泣き声をあげた。=4日夕、国会議事堂正門前 撮影:筆者=