ディープな当事者たちの出馬で世の支配層を恐々とさせているのが、山本太郎率いる れいわ新選組 だ-
参院選挙が公示された4日、届け出を済ませた れいわ新選組 の候補者10人のうち、難病ALS患者の候補をのぞく9人の候補が、秋葉原の街宣会場に顔を揃えた。
秋葉原駅頭には多くの有権者が詰めかけた。業界団体や労働貴族の動員ではない。永田町や新聞テレビでまかり通るウソのため、生活を脅かされている人々だ。
「原発のウソ」「公明党・創価学会のウソ」…当事者候補たちが暴露する度に聴衆は沸いた。
最も拍手と歓声が大きくなるのは、消費税のウソが暴露された時だ。
山本太郎が鬼の形相で唸るように言う―
「消費税は増税でもなく凍結でもなく、減税しかないですよね。廃止にしてしまえってことなんです」
「財源どうすんだ?って話。消費税が始まるまではどうやっていた? 所得税と法人税から取っていたんです。消費税が出て来てからその2つの税金はどうなったか。どんどん税率が安くなった。要は金持ちをもっと金持ちにするために、大企業を儲けさせるために、尻拭いとしてあなたに払わせる消費税が上がっていった」
「消費税。社会保障になんて一部にしか使われていません(山本太郎事務所は消費増税分のうち84%が使途不明であることを突き止めている)」
「こんな不平等な税制の下では本当にみんな殺されてしまう。消費税凍結、ぬるいこと言ってるな野党、そう思いませんか」。
JPモルガン銀行の為替ディーラーだった大西つねき候補は、経済に明るい―
「大きな動きが起き出している。真実があきらかになる動き。真実を求める人達の動きは止らない。ほとんどの人達はウソばっかりの政治に飽き飽きしている」
「いちばん大きなウソは財源がないという話。財務省のとんでもないウソがずっと続いてきている。そのウソをぶちこわすために僕はここにいます。17日間もあればウソがバレバレになるには十分な時間です」
「いままでの与党も野党も、全くどうしようもないというのが分かります。そうすればこれは新しい時代の幕開け」。
演説後、大西は田中の質問に「消費税のウソが一番大きい。あそこを明らかにすれば、ガタガタになる」と話した。
聴衆に聞いた。
前回(5月9日)の秋葉原街宣で耳を傾けていた女性(20代)は、今回も足を運んだ。「(れいわ新選組は)ウソがないからいい」とスッキリした表情で語った。
文筆業の男性(50代)は「自公は言葉を弄してる。枝野も一緒。自公と共通するものがある。山本太郎の言葉の力は凄いね。イエスも2千年前こうやって現れたのじゃないのかな」。(敬称略)
~終わり~
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山本太郎という希望を失ってはなりません―
「虐げられし者よ立ち上がれ」。山本太郎の革命を田中龍作は最後まで見届けます。
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