写真はウクライナ軍兵士。カメラのシャッター音は同行した軍を苛立たせる。＝3月、イルピン 撮影：田中龍作＝
■7月の総支出
103万1,163円
■7月、皆様よりお寄せ頂いた総額
29万4,928円
7月は大赤字となりました。理由を述べます―
センシィティブな状況にあって、カメラのシャッター音は致命的な障害となることをウクライナで知りました。
ロシア軍の蛮行を物陰から撮影していたとします。シャッター音で気づかれたら住民をも巻き添えにします。
私ひとり殺されるのならともかく、住民を命の危険にさらす訳にはいきません。
シャッター音のしない、プロ仕様のカメラを入手する必要がありました。
高額な買い物となりましたが、何とぞ御理解ください。
■都内取材
●電車・バス賃
9,880円
●タクシー代
５万6,650円
●人件費（システムエンジニア、校正者などへの固定経費、情報提供者への実費と謝礼、助手、技術者へのギャラ）
34万2,560円
●通信費
・NTT固定電話 5,348円
・Yモバイル 4,696円
・プロバイダー料 5,250円
・スカパー（BBC視聴料） 1,717円
・携帯電話料金
3万2,980円
・ニコ生 540円
・新聞代（東京、朝日、ジャパンタイムズ、NYタイムズ、赤旗、赤旗日曜版、琉球新報Web版、フィナンシャルタイムズWeb版）
2万7,150円
・カメラ購入（備品も）49万6,852円
センシティヴな状況でシャッター音がすると住民をも危険にさらします。シャッター音のしない機種を購入する必要がありました。
・書籍代(週刊誌、月刊誌、単行本)
8,680円
文房具代 2,860円
・FCCJ（日本外国特派員協会）
1万4,000円
・会計事務所への支払い
2万2,000円
以上、7月会計報告――