検索結果: 【ガザ発】

【ガザ発】 戦闘再開 再び避難所に戻る住民

 「わずか3日間の平和」だった。8日午前8時(日本時間午後2時)、ガザ市北部にイスラエルのミサイル1発が着弾した。  ものの5分と経たないうちにハマス(あるいはイスラム聖戦)がロケット弾4~5発をイスラエル領内に向けて発 …
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国連の避難所に再び戻って来た住民。=8日午前、ガザ市内 写真:筆者=

【ガザ発】 激戦地の床屋 営業再開

 激戦地アル・シジャーイヤ。23日間にわたってイスラエルの猛爆撃にさらされ、街は がれき野原 と化している。  「72時間停戦」を受け、廃墟となった街にも住民は戻りつつある。床屋が営業を再開していた。店主によれば戦争開始 …
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男の子(1歳)は爆撃で家を破壊されている。何かに脅えたような目をしていた。=7日、アル・シジャーイヤ 写真:筆者=

【ガザ発】 終戦読み廃墟の街に帰る人々

 停戦2日目となった6日、ガザは一気に活気に溢れた。戦争中、シャッターを下ろしていた商店街は、ほとんどの店がオープンした。  家財道具を積んだ車が、ガザ中心部から郊外に向けて走る。人々は激戦地だった故郷に戻りつつある。 …
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爆撃の中を避難したのだろうか。少女の脅えた目が印象的だった。=6日、ベイトハヌーン 写真:筆者=

【ガザ発】封鎖の海 漁師「停戦の度に浜辺に来ていた」

 5日朝から「72時間停戦」に入り、漁師たちが久々に海に出た。子供たちは海水浴を楽しんだ。  海には波の音にまじって船のエンジン音が響いた。網を引く漁師たちの掛け声が聞こえる。  漁師たちは午前8時から3時間ほど海に出た …
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収ってあった漁網を船に積み込み出漁する漁師たち。=5日、ガザ市海岸 写真:筆者=

【ガザ発】命脈のトンネル潰され、怒りと憎しみ募らせる人々

 「トンネル」と言うとハマスの軍事用トンネルばかりが注目されているが、かつてガザには人々の暮らしを支えてきた「民生用トンネル」があった。  ハマスを極端に嫌う軍事政権がエジプトに登場したためトンネルは破壊された、と伝えら …
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『アフター』今年7月15日。最盛期には1,800本もあったトンネルは、空爆で破壊されていた。=ラファ・エジプト国境 写真:筆者=

【ガザ発】 イスラエル軍、国連避難所攻撃の真相

 イスラエル軍による国連避難所への爆撃が止まらない。3日もラファの避難所(小学校)が砲撃され10人が死亡、数十人が負傷した。  同軍広報は「近くからロケット弾が発射されたため撃ち返した」と発表する。日本のマスコミは発表を …
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夜明け前に砲撃で破壊された教室。ここに数十人が寝ていた。=7月30日、UNRWAの小学校・ジャバーリヤ 写真:筆者=

【ガザ発】 46万人が避難 安全な場所なく

 日本のある大新聞が「ガザの避難者は20万人を超えた」と書いていた。これはあくまでもUNRWA(国連パレスチナ難民救済機関)の施設に避難している人たちの数である。(日本のマスコミはどこまで行っても役所の発表ベースだ)。 …
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家を破壊されたのだろうか。母と子の目は不安におびえていた。=UNRWA避難所・ガザ市内    写真:筆者=

【ガザ発】村人たちは浴室に押し込められ射殺された 虐殺のフザー村

 1日、筆者は大規模虐殺があったとされるフザー村に入った。この日午前8時からハマスとイスラエルが「72時間停戦」に入ったのを利用したのである。  ガザ南東部のフザー村(人口約7千人)は、イスラエルとの国境にある農村だ。村 …
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夏の暑さも手伝い遺体は腐乱が進んでいた。焼け焦げているのではない。=日本時間:1日午後5時頃 フザー村 写真:筆者=

【ガザ発】 「生まれた地で死ぬ」 警告に屈しない人たち

 ガザ最北部はイスラエルとの国境沿いの町、ベイト・ラフィーヤ。イスラエル軍の猛爆撃を浴び、町はゴーストタウンとなっている。  爆弾が雨あられと降り注ぐ町に今なお留まっている人たちが、ごくまれにいる。ファルク・ダワスさん( …
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ミサイルの着弾音が響いてもダワスさんは柔和な笑みを絶やさなかった。=ベイト・ラフィーヤ 写真:筆者=

【ガザ発】 イスラエル軍、国連避難所をまた攻撃 90人死傷

 イスラエル軍の無差別攻撃がまた国連の避難所を襲った。  30日午前5時30分(日本時間午前11時30分)頃、メルカバ戦車の砲弾が、ガザ北東部のジャバーリヤにあるUNRWA(国連パレスチナ難民救済機関)の小学校を直撃、2 …
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国連の避難所にあてられている小学校の正門前は「ロバ馬車」の停車場だった。ロバ4頭も砲撃され死亡した。=30日、ジャバーリヤ 写真:筆者=